【ステップ②】ビンにメダカは何匹入れればいい?

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メダカビンの作り方

「メダカのボトルアクアリウムって、メダカは何匹入れたらいいんだろう」

メダカのボトルアクアリウムを始めるとき、悩むことが多いこの疑問。

今回の記事は、そんな疑問を持った方のために書いていきますよ。

結論から言います。

水量1リットル未満のビンで作るボトルアクアリウムなら、1匹が最適です!

なんとか多くしても2匹までにしてください!

つぶあん
つぶあん

メダカ飼育歴11年の僕が、その理由を丁寧かつわかりやすくご説明していきますね!

この記事を読むと、以下のことがわかる&できるようになります。

  • ボトルアクアリウムでのメダカの最適な数は、1~2匹だとわかる。
  • その理由と、メダカを増やすことのリスクがわかる。

では、さっそく参りましょう!

ボトルアクアリウムには1匹が最適な理由

ビンで暮らす1匹のメダカ

もし、あなたがメダカの飼育の初心者さん、または飼ったことはあるけどうまく育てられなかったという方なら、おすすめの匹数は断然1匹です

メダカのためにも、あなたのためにも、まずは1匹からスタートしてください。

メダカを最適な数を考える基本としてよく言われる言葉に「水1リットルに対し、メダカ1匹」というものがあります。

経験上、僕もこの言葉に従って、目安にすればよいと感じる言葉です。

もし、あなたのボトルアクアリウムが1リットルも入らないビンで作ったものならば、入れるメダカは1匹にしましょう(上の画像のビンで約400mlくらい)。

水量に対しメダカの数が増えると、以下のようないろんな弊害が出てくるのです。

  • 酸素不足
  • 水質悪化
  • メダカ同士のケンカ

これだけで理解できる方も多いと思いますが、簡潔に1つずつ解説していきますね。

酸素不足

メダカのビンに出来た気泡

メダカが過密になり、メダカの元気がなくなってしまう。そのまま死んでしまう…。

そんな失敗の代表的な原因が、酸素不足です。

僕も最初にメダカを飼ったとき、1リットル入るか入らないかの小さな水槽で、4匹の大人のメダカを入れていました。

しかし、1週間も経たずに全滅…。しかもそれを何度か繰り返してしまい、メダカたちには本当に悪いことをしました。

思い返せば、あれは酸素不足だったとわかります

酸素は当然目に見えませんよね。そのため、その存在と大事さを見逃しがちなのです。

ビンなどの小さな容器で飼うボトルアクアリウムには、限られた水に溶け込んだ分しか酸素がありません

そこに3匹も4匹もメダカを入れてしまうと、たちまち酸素が足りなくなってしまいます。

水質悪化

メダカのビンに入れた装飾用のビー玉

入る水量が少ないビンやボトルアクアリウムは、ちょっとしたことで水質が変化します。

餌の食べ残し、メダカのフン

メダカの数が増えれば、汚れるスピードも早くなりますよね。

これらの汚れは、見た目の悪さだけでなく、アンモニアや亜硝酸塩といった、メダカに有害な物質を発生させます。

これが怖いのです。毒の蔓延した飼育水にいたメダカは、一気に体調を崩してしまいます。

入れるメダカの数を抑えることと、小まめな水換えや掃除が、ボトルアクアリウムを上手に維持する最重要ポイントなのです。

メダカ同士のケンカ

小型水槽に入ったたくさんのメダカ

過密な状態になると、メダカたちもストレスが溜まります。

また、メスを取り合ったり、縄張り意識を持つメダカがいたりすると、ケンカを始めてしまうことがあります。

ケンカの関係ができてしまうと、本当にずっと特定のいじめっ子メダカが特定のいじめられっ子メダカを追いかけたり、つついたります。

小さなビンの中ではとてもかわいそうですよね。

想像してみてください。クラスのいじめっ子と6畳の部屋で2人暮らしすることになったら・・・

ずっといじめられる生活に、耐えられる人は少ないですよね。そのうち弱ってしまうことでしょう(いじめっ子がジャイアンみたいに意外といい奴だったとか、意気投合する可能性は今回なしで)。

ケンカが起きてしまわいよう、小さめなビンならメダカは1匹がオススメです。

もし2匹入れていて、ケンカが起きてしまったら、別のビンに移してあげましょう

毎日水換えができるなら2匹でも。

ビンで暮らす2匹のメダカ

ビンの4分の1から3分の1くらいの水を、毎日新しいものに換えてやれるのならば、経験上では2匹までなら大丈夫だと思います(僕も毎日換えてます!)。

酸素不足水質悪化については、水換えを小まめにすることでリスクは緩和できます。

水換えで水が動くときに、酸素は水の中に溶け込みますし、水が換われば飼育水もキレイに保たれるからです。

しかし、上の画像のような400mlくらいのビンで飼っていると、3匹はさすがに狭くてかわいそうに感じてしまいます。

ケンカは水換えでは直接止められないですしね。

メダカのためにも、あなたのためにも、メダカは少なめで。

癒しやインテリアのために始めたメダカのボトルアクアリウム。中で暮らすメダカが元気じゃないと、心配ごとばかり増えてしまいます。

あなたも元気、メダカも元気。そんなメダカとの暮らしを送っていくためにも、入れるメダカは1~2匹にしておきましょう。

 

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