【ステップ⑤】ビンの蓋は閉めなくて大丈夫

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メダカのビンに蓋はしなくて問題なし。酸素不足リスクの方が心配です。 メダカビンの作り方

メダカをリビングや自分の部屋で小さく飼えるビンでの飼育。

保存容器のようなビンを買ってくると、蓋がついているものが多いですよね。

メダカのボトルアクアリウムを検索すると、蓋がされた画像もよく見かけます。

「このビンの蓋って閉めた方がいいのかな?」

と、ちょっと考えてしまった方のために、今回の記事を書いていきます!

結論から言うと、蓋はなくても大丈夫です!

その理由を解説しいきたいと思います。

つぶあん
つぶあん

メダカ飼育歴11年の僕が、丁寧かつわかりやすくご紹介していきますね!

この記事を読むと、以下のことがわかる&できるようになります。

  • メダカのビンに蓋はなくても大丈夫な理由がわかる。
  • 蓋を閉めっぱなしのリスクがわかる。

では、さっそく参りましょう!

メダカビンの蓋がなくても大丈夫な理由

最初に、僕が「メダカのビンの蓋はなくても問題なし」と語る理由からいきましょう。

  1. メダカの飛び出しは約200分の2匹(経験上の実測値)
  2. 水の蒸発のスピードより水換えの頻度の方が高い。

理由はこの2つですね。

ビンに蓋をする意義がこの2つになってきます。

1つはメダカの飛び出し防止。もう1つが飼育水の蒸発防止。

しかし、いずれもそんなに心配することはないです。

つぶあん
つぶあん

僕の経験も踏まえて、その理由を1つずつ説明していきますね。

①メダカの飛び出しは約200分の2匹(経験上の実測値)

元気そうなメダカたち

メダカって水槽やビンから飛び出してしまわないのかな?

という部分が心配な方もいらっしゃると思います。

飛び出しの可能性は、正直あります。

しかし、僕がこれまで10年以上、水槽やビンでメダカを飼ってきたなかで、飛び出してしまったケースは2件(2匹)です。インパクト強いのでこの数は覚えていますね。

10年で何匹のメダカを飼育してきたでしょうか。ざっと考えても200匹は下らないと思います。3年目くらいから5~6年くらいは、大きめの水槽で飼っていましたからね。

しかもこのときの水槽、蓋は付いていたものの不具合があって、すぐに使わなくなってしまいました。

つまりこの10年間、ほぼほぼの期間で蓋なし飼育でメダカと暮してきたことになります。

その間、飛び出してしまったのは2匹(仕事中とかだったので、やっぱり☆になられてしまいました)。

200匹としても2匹なので、確率は1%くらい。しかもそれはどちらも水槽で飼っていたときのケースでした。

ビンでの飼育でも50匹くらいは飼っているでしょうか。その間の飛び出し事故はゼロですね。

それよりも、あとで詳しく書く「酸素不足のリスク」の方がメダカにとって危険かなと感じます。

②水の蒸発のスピードより水換えの頻度の方が高い。

この表現で伝わるでしょうか。

ビンの飼育水の蒸発を蓋で防ぐという方法は、あるかもしれませんが、蒸発なんて心配しなくても、普段の水換えを高い頻度で行うので問題ないということです。

特にビンのような小さな容器でメダカを飼う場合、飼育水の汚れるスピードが速いです。なので、水槽飼育よりも小まめに水換えをする必要があります。

水換えで新しい水を足せば、蒸発でビンの水が少なくなるなんて心配は不要になりますよね。

僕はメダカビンの水換えは、基本的に毎日~2日に1回で行うをオススメしています。

つぶあん
つぶあん

蒸発の心配は正直したことないですね(笑)

メダカビンの水換えの上手なやり方はこちらの記事を参考にしてくれるとうれしいです!

メダカビンに蓋をするデメリットや注意点

蓋をしたメダカのビン

反対に、メダカのビンに蓋をするデメリットも考えておきましょう。

僕自身、先に書いたとおり蓋をして飼育したことは少ないのですが、以下のことが考えられます。

  1. 酸素不足のリスクが高まる。
  2. 餌やりや水換えのときに蓋を外す手間が増える。

こちらはパッと見でわかりやすいと思いますが、1つずついきましょう。

①酸素不足のリスクが高まる。

メダカは飼育水の中に溶け込んだ酸素を吸って生きています。

その酸素は、主に水面が空気と触れたときに溶け込むものです。

蓋をして密閉することで、空気の入れ換えが閉ざされてしまうと、酸素はどんどん減っていってしまします。

水量が少なくなりがちなビンでの飼育では、ただでさえ酸素不足が起こりがち。

メダカが丈夫な魚だとしても何日も蓋をして密閉してしまうのは避けましょう。

特に、酸素は水温が高くなるほど水に溶けにくいので、夏場などは一日でも酸素不足になってしまう可能性があります。

ただし、毎日餌をあげたり水換えをするために開け閉めしてあげるのであれば、酸素不足の問題はそこまで心配なくなります。

②餌やりや水換えのときに蓋を外す手間が増える。

愛用しているメダカの餌

次は、お世話をするときの手間のデメリットです。つまり、メダカではなく我々人間の都合の話になります。

餌やりと水換えは、ほぼ毎日必要なお世話。

そのときに蓋をしてあると、それを開け閉めするひと手間が加わります。

せっかくの手軽なビンでの飼育なので、手間は少しでも減ると嬉しいですよね。

「それが面倒じゃないよ」「万が一メダカが飛び出さないように小まめに蓋を開け閉めするよ」

という方は、もしかしたらそれが一番模範的な飼育の仕方かもしれません。

蓋は閉めなくてもいい。するなら小まめに開け閉めしよう。

今回の記事の内容をまとめると、こういうことになりますね。

僕の経験上、メダカがビンから飛び出してしまう可能性はかなり低いです。

それよりも、酸素不足のリスクが心配です。実際に、僕も最初のころは、過密だったり水草を入れすぎていたり(水草は夜は光合成でなく呼吸をするから)で、今思うと酸素不足と思われる要因でメダカを死なせてしまった経験があります。

蓋の開け閉めを小まめにできるよ。という方は、蓋をして飛び出しを防止してあげてもいいかな、とは思います。

あるいは、網のようなものを蓋の代わりにビンに乗せるか、ラップに穴を開けたものをするなんて方法も考えられます。

個人的には、これまで4年ほどはビンでの飼育ですが、蓋をしなくても飛び出し事故は発生ゼロです。

 

【メダカのビンの作り方講座 記事一覧】

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