メダカの日々のお世話で代表的なもの。そう、それはやっぱり餌やり。
パクパクとおいしそうに餌を食べる姿はなんともかわいいですよね。
ということで今回は、餌がテーマです。
「どのくらいの量をあげればいいのかな?」
「ビンで飼うメダカにおすすめの餌ってあるのかな?」
という方のために、記事を書いていきます。
メダカ飼育歴11年の僕が、丁寧かつわかりやすくご紹介していきますね!
この記事を読むと、以下のことがわかる&できるようになります。
- 1回の餌やりで、どのくらいの量をあげればいいかわかる。
- ボトルアクアリウムで飼うメダカにおすすめの餌の選び方がわかる。
では、さっそく参りましょう!
一日に与える餌の量。2~3分で食べきれる量を。
僕なりの最適解はこちらになります。
- 朝と夕(夜)の一日2回。
- 1回につき、2~3分で食べきれる量を目安にする。
量のポイントは、食べきる時間で測ることです。
与える量ではなく、時間で見れば、冬(寒い部屋にボトルを置いている場合)などで餌をあまり食べないときも、与え過ぎてしまうのを防げます。
メダカの食欲は、季節…正確には水温によって変わってきます。
氷の張った池のそこでも生存できるメダカですが、変温動物なので活動はほぼなくなります。
つまり、水温が低くなるほど餌も必要としなくなるのです。
餌のあげ過ぎは水質悪化につながる
餌の適量を意識する必要がある理由は、次のとおりです。
- 餌の食べ残しは飼育水を汚す。
- メダカが消化不良を起こす。
飼育水の中に残った餌が腐ると、そこからメダカにとって有害な物質が発生します。
水質の悪化は、メダカの健康に直結します。小さなボトルアクアリウムでは特に水質が変わりやすいので、注意が必要なのです。
また、水温が低いときなどに、メダカが餌を食べ過ぎてしまうと、消化不良を起こします。
これもやはり体調の悪化につながるため、餌の量を上手に決めてあげることはとても大事なのです。
▼ビンに残ってしまった餌は小まめに掃除しましょうね。
メダカの餌の選び方。浮上性のある餌がオススメ。
メダカの餌って、本当にたくさん種類がありますよね。どれを選べばいいかわからなくなります。
基本的に、どれを選んであげてもメダカたちは喜んで食べてくれます。ただ、ちょっとだけ僕なりのオススメのポイントを言うと、こちらです。
理由は1つ。メダカが餌に気づきやすいからです。
メダカは「目高」という由来があるように、目が顔の高い位置についていて、水面の餌を食べることが得意なのです。
すぐに沈んでしまうタイプの餌だと、メダカが餌に気づく前に底まで落ちてしまいます。
もちろん拾っても食べるのですが、食べ残しが起こりがちなのが僕の経験上の印象です。
そんな僕がずっと愛用している餌がこれ。
ひかりメダカの天然食です。
これ、めっちゃくちゃ浮くんです。ていうか、沈まない。
赤丸のところに餌を落としています。フレークというか、糸ミミズをそのままフリーズドライした粉末なので、もうめっちゃ浮くんです。
これだけ浮いてくれると、食べきったかどうかもわかりやすいのです。
「超浮上性」の名に恥じない浮きっぷりです。
栄養価の高い糸ミミズそのまま(粉末になっているので見た目は大丈夫ですよ)なので、メダカの健康にも最適です。
水槽でたくさん飼育していたときには、この餌だけで本当にたくさんの卵を産んでくれました。
とってもオススメなのでお試しあれ。
エビがいる場合は、沈むタイプもオススメ
ミナミヌマエビなどがタンクメイトでメダカと混泳している場合は、沈むタイプの餌もオススメです。
エビは水槽のコケやウィローモスなどの水草を食べて生きられるけど、小さなビンの中ではコケが少なかったりして餌が不足しがち。僕もそれで失敗したことがあります…。
メダカが食べ残して落ちたものを食べてくれるので、エビも元気に育ち、ビンの掃除もしてくれますよ。
【まとめ】ビンで飼うメダカの餌について
最後にこの記事の内容を簡単にまとめおきましょう!
餌の上手なやり方は、
- 朝と夕(夜)の一日2回。
- 1回につき、2~3分で食べきれる量を目安にする。
メダカの餌の選び方は、
ただ、エビが一緒にいるという場合は、沈むタイプがいいと思います。
毎日のお世話になる餌やり。上手に選んで、上手に与えて、楽しいメダカとの暮らしを送りましょう。
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